2023年度 経済地理学会 松山地域大会【第2報】

 経済地理学会2023年度地域大会(松山地域大会)は,愛媛大学社会連携推進機構地域共創研究センターならびに愛媛地理学会との共催により,以下の要領で開催します。

◆日 程:2023年10月14日(土)・15日(日)
     10月14日(土)(午前)常任幹事会,評議会,(午後)シンポジウム,懇親会
     10月15日(日)エクスカーション

◆会 場:愛媛大学南加記念ホール(愛媛県松山市文京町3 愛媛大城北キャンパス)

◆主 催:経済地理学会

◆共 催:愛媛大学社会連携推進機構地域共創研究センター,愛媛地理学会

◆参加費:シンポジウム 無料,懇親会・エクスカーション 有料

◆テーマ:観光まちづくりと中心市街地活性化

◆趣 旨:
 2020年以降の新型コロナウィルス感染症の拡大によってインバウンド需要はほぼ消滅し,移動を伴う行動の自粛・制限によって国内需要も大きく減少するなど,観光産業や観光地は厳しい経営状況にある。愛媛県を代表する観光地・道後温泉では,温泉本館が2019年1月より耐震化を含めた保存修理工事中で,現在は工事用屋根テントで覆われている。こうした中で,道後温泉では近年,自治体や市民,宿泊施設,商店街関係者などの連携・協力により,アートイベントをはじめとする観光振興活動が活発化してきた。本シンポジウムでは,道後温泉の観光まちづくりの過去・現在・未来を俯瞰しながら,ポストコロナ,ウイズコロナ時代に向けた持続可能な観光まちづくりのあり方を議論することとしたい。
 また松山市では,中心商店街とりわけ銀天街において空き店舗が急増するなか,長年の懸案であった松山市駅とJR松山駅の二大交通拠点周辺の整備計画が進行中であり,エクスカーションでその現状を確認したい。道後温泉および二大交通拠点の整備は松山市の中心市街地活性化の行方を左右するものであり,地方都市における中心市街地活性化方策についても議論できれば幸いである。

◆シンポジウム(14日(土)13:30-17:00):
 座 長:佐藤裕哉(周南公立大)・和田 崇(県立広島大)
 構成・内容:
 13:30 開会挨拶 寺谷亮司(愛媛大/実行委員長)
 13:40 第1報告(報告35分+質疑応答(事実確認)5分)
     池田千恵子(芸術文化観光専門職大学):アルベルゴ・ディフーゾによる地域の再生
 14:20 第2報告(報告35分+質疑応答(事実確認)5分)
     井口 梓(愛媛大):松山市道後温泉のtwitter投稿画像にみる観光空間の特性(仮題)
 15:00 第3報告(報告35分+質疑応答(事実確認)5分)
     宮崎光彦(道後温泉誇れるまちづくり推進協議会):道後温泉の持続可能な観光まちづくり
 15:40 休 憩
 15:50 総合討論
 16:50 総括コメント 寺谷亮司(愛媛大)
 17:00 閉 会

◆エクスカーション(15日):道後温泉を起点に松山市中心部を踏査(定員あり)

◆参加方法:当日運営の円滑化ならびに懇親会・エクスカーション参加人数の事前把握のため,できるだけ事前登録を依頼する予定(エクスカーションは申込先着順。定員に達し次第,募集を終了)。

◆実行委員会:
委 員 長:寺谷亮司(愛媛大)
ソフト部門:井口 梓・淡野寧彦・渡邊敬逸(以上,愛媛大)・佐竹泰和(高知大)・佐藤裕哉(下関市立大)・
      和田 崇(県立広島大)
ハード部門:石黒聡士・兼子 純・川瀬久美子・張貴民(以上,愛媛大)

◆連絡先:和田 崇(県立広島大/西南支部代表幹事)
t-wada1969(at)pu-hiroshima.ac.jp ※ (at)を@に置き換えてください。

pdfファイルはこちら↓
2023年松山地域大会第2報

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